不登校でも内申点はつく?出席扱い制度で中学生の「高校受験の選択肢」を守る方法
お子様が「高校に行きたい」と少しずつ前を向き始めたとき、親御さんの頭をよぎるのが「ずっと学校を休んでいるから、内申点(成績)がない。選べる高校はあるのだろうか…」という不安ではないでしょうか。
成績表(通知表)に斜線が引かれたままだと、公立高校をはじめとする受験の選択肢が狭まってしまうのではないかとご心配になるのは当然のことです。
実は、文部科学省が定めているICT(スタディサプリなど)を活用した「出席扱い制度」は、単に欠席日数を減らすためだけのものではありません。正しい手順を踏めば、ご家庭での学習が学校に認められ、内申点(成績評価)へと繋がる道が開けます。この記事では、不登校期間中の成績評価の仕組みと、お子様の進路の選択肢を守るための具体的な方法を解説します。
1. 不登校になると「内申点(成績)」はどうなる?
中学校の成績は、定期テストの点数だけでなく、授業態度や提出物などを含めて総合的に評価されます。そのため、学校を長期間お休みしていると、先生側も「評価する材料」がないため、成績表の各教科に「斜線(/)」や「評価不能」と記載されるのが一般的です。
内申点が全くない状態でも受験できる通信制高校などは増えていますが、「全日制の公立高校」や「内申基準がある私立高校」を目指す場合、この成績の空白が大きなハードルとなってしまうのが現実です。
2. 出席扱い制度が「成績評価」に繋がる理由
この状況を打開するカギとなるのが、ICT教材を活用した「出席扱い制度」です。
文部科学省の通知には、ICT等を活用した学習を出席扱いとするだけでなく、「評価に反映することができる」と明記されています。
つまり、家でスタディサプリなどを使って勉強した記録(ログ)や確認テストの結果を、学校のカリキュラム(テスト範囲など)と照らし合わせることができれば、先生はそれを「提出物」や「学習意欲」として評価し、成績をつけることができるのです。「出席扱い=欠席が減るだけ」ではなく、内申点をつけてもらうための「架け橋」になる制度だと言えます。
3. 定期テストを受けられなくても評価される?
「でも、教室に行って定期テストを受けられないとダメですよね?」とご相談を受けることがよくあります。
確かにテストの点数は評価の大きな割合を占めますが、教室に入れなくても諦める必要はありません。
多くの学校では、以下のような代替措置の相談が可能です。
- 別室登校での受験: 保健室や相談室など、人が少ない静かな別室でテストだけを受ける。
- 自宅での受験: 親御さんが学校から問題用紙を受け取り、自宅で時間を測って受験し、採点してもらう(※成績への反映割合は学校の判断によります)。
- ICTの学習履歴やノートの提出: テスト範囲のスタディサプリの学習ログや、解き終わったワークの提出を「平常点」として大きく評価してもらう。
4. 注意:「ただ動画を見るだけ」では評価されない
ここで最も気をつけなければならないのは、「家で適当にスタディサプリの動画を見ているだけ」では、先生は成績をつけられないということです。
評価をもらうためには、「学校の授業の進度(テスト範囲)に合わせて学習していること」と、「その学習内容が客観的なレポートとして可視化されていること」の2つが必須条件になります。先生が「なるほど、学校の範囲をこれだけ理解しているな」と納得できるデータを毎月提出することが、内申点獲得の絶対条件です。
5. 15 baseが「お子様の選択肢」を徹底サポートします
学校の進度に合わせて学習計画を立て、毎月文科省の要件を満たすレポートを作成し、時には定期テストの範囲をピンポイントで教える。これを親御さんだけで全てこなすのは、心身ともに大変な負担です。
15 base(イチゴベース)では、大学受験まで対応できるプロの講師が、お子様のペースに合わせて1日15分から優しく伴走します。日々のテスト対策から、学校へ提出するレポートの作成代行、そして無理のない進路選びまでを一貫してサポートし、お子様の「未来の選択肢」を広げるお手伝いをします。